リハビリルームから「ここちよいのはら」へ

リハビリルームへの廊下に飾られた小学生の絵

生まれて初めての昨年2019年末から2020年の春まで3ヵ月に及ぶ入院とリハビリ、夏の一か月の抗がん剤投与に伴う入院、そして夏の終わりの二週間、そして秋には三度目の入院・肺がんの手術を経験しその後術後抗がん剤治療を受けて2021年5月末、一連の治療を終えることができました。
病後となった今は病中に衰えた手指と脚を自主リハビリで治す日々です。
今朝のお話は手指のリハビリを指導いただいている遠州病院リハビリルームへの廊下に飾られた絵のお話です。

ここちよいのはら

遠州病院の病棟は10階建て、その3階に手指のリハビリの指導をいただいているリハビリルームがあります。
リハビリルームに続く廊下には近隣の小学校から寄せらえた絵が飾られている。その一枚に「ここちよいのはら」と題された絵があります。
看護師さんに車椅子を押されて入院患者の憧れである野原への散歩を表わしています。
入院生活で最も憧れるのが外の空気、早く治して外に行きたいな、散歩に出たいなという夢を絵では表しています。やさしい医療従事者さんの手で安全に車椅子を押されてゆく「ここちよいのはら」は夢にも見る景色です。

ここちよいのはらを歩きたい

リハビリルームへは理学療法士や作業療法士さんが病棟のベッドまで送り迎えされてでかけます。
ベッドから降りることもできなかったものが通ううちに周りの健康への仲間と共に立てるようになり、脚を進めることができるようになり、歩行器や杖でさらに歩けるようになり、斜路や階段まで歩けるようになる。
歩く意欲はベッドでは生まれず、健康を競う仲間との運動環境があってこそ実現されてゆくのです。

「おはようございます!今日もリハビリがんばりましょう」と迎えにきてくれる療法士さんに促されて、もう飽き飽きした病室の天井を見て過ごす暮らしから脚を進めだすのです。

ここちよいのはらに出ていこう

やがて治療もリハビリも進めばいよいよ退院、うれしい自宅に戻り世間に戻りして今度はひとりで歩き出します。憧れた「ここちよいのはら」は退院すればどこにもあるのです。
今度はひとりでどこへでも行けます。学んだこと自信をつけた体で歩き出す。私たちが憧れたところは遠くではなく毎日の中にあるのです。青い鳥もここちよいのはらも毎日の生活にある。
私たちはそのことに気づき、再び歩みはじめるのです。

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