病棟のゾンビ騒ぎはあなたの問題

知らない患者がやってきた夜の恐怖

生まれて初めての昨年2019年末から2020年の春まで3ヵ月に及ぶ入院と静養での経験は手術・リハビリの生活となりましたがなによりコロナの発生の時期と重なりました。

お医者さん、看護師のみなさん、ヘルパーさんやさまざまなスタッフへのみなさんの献身的な仕事ぶりに感謝しながら病棟暮らしで起きたことをまとめています。 今日は四人床の病室で起きた幽霊騒ぎのお話です。

4人床に新しい患者がやってきた

春までの入院は整形外科病棟の4人床、2カ月ほどもご一緒している患者仲間と私、そしてもう一人は短期入院かつ観察が必要な患者が入院してきました。私たちの部屋はナースステーションに最も近い部屋、そこは急いでかけつけられる用になんらかの問題(体や心)を持つ患者が入室しています。
通常の計画入院であれば午前中の入院が多い中、午後やってきたその患者さんは奥さんが付き添ってやってきましたが奥さんからの挨拶だけを受け、本人の顔も見ることもなく夜を迎えることになりました。

開いたプライバシーカーテンの向こうの恐怖

4人床(2人床なども)はベッド周りにプライバシーカーテンが引かれて個室のように守られています。私は閉所恐怖・暗所恐怖があることからカーテンを閉め切ることなく半分開けていました。そのほうが気持ちが楽なのです。そしてその患者が入院した夜も遅くなり私はゾンビ騒ぎを起こすことになりました。
カタカタという物音で目覚めた私は向かい合わせのベッドからの音だと知り、体を起こしてみればこちらのカーテンはもちろん、向こうのカーテンも完全には引かれていないことに気づきます。そちらを見るととんでもないものを見るのです。

深夜の白い顔が迫る

その音のベッドを覗くと血の気のない真っ白い顔の男が体をむっくりと起こして手をこちらに伸ばしている。
それを見た恐怖で私はすぐにベッドから降りてナースステーションに逃げた。
深夜勤の看護師さんは驚き理由を聞かれました私は恐怖で体が震えるばかり、そしてとても部屋に戻れないからデイルームの灯り(消灯後もダウンライトがひとつ点いている)の下に置いてくれと懇願して朝まで起きていた。そして朝になり看護師さんに促されて部屋に戻ったのです。

問題患者はあなたです

この後看護師さんが恐怖のために逃げてきて寝ることができなかった私に注意がありました。
夜の夜中に休まず、同室者に恐怖して逃げてきたことは私が問題患者であることでした。隣の患者は脅そうとしてわけはありません。強い暗所恐怖を持つ私の問題だと気づかせてくれました。

あら、仲良くしてるの?

深夜勤の看護師さんから日勤の看護師さんへ申し伝えられた問題感謝の私を心配して朝食後にやってきた看護師さんが驚きます。私は椅子を隣のベッドサイドに置いて懸命にその患者と話していたのです。
「あら、仲良くしてるの」と驚いた看護師さんに私は「仲良くなれば怖くないから」と告げています。
入院したばかりで患者(人間)関係が全くなかったことから「怖い」と思っただけで長くご自宅で静養していたから日に当たらずに真っ白な顔になったことも会話から知り理解するのです。

ゾンビさんは後の治療で日に日に元気を取り戻して退院することになりました。そしてまた向かいのベッドが開けば新たな患者がやってくることとなる。
そして次には目の下が皺だらけさんがやってきました。狭所恐怖のほうが楽な私は入院の夜にしっかりとプライバシーカーテンを引き、翌朝から積極的に話しかけたのでした。

問題行動を起こしやすいのは私のほうだった。わかれば対策はできるのです。

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