2020年3月、コロナ禍の中の退院

マスクを着ける習慣がなかった病棟患者が退院で戸惑ったこと

生まれて初めての昨年2019年末から2020年の春まで3ヵ月に及ぶ入院と静養での経験は手術・リハビリの生活となりましたがなによりコロナの発生の時期と重なりました。

お医者さん、看護師のみなさん、ヘルパーさんやさまざまなスタッフへのみなさんの献身的な仕事ぶりに感謝しながら病棟暮らしで起きたことをまとめています。 今日はコロナ禍前期の2020年3月半ばに一度退院した私の経験した病棟生活と世間のずれについてお伝えします。

見舞い客のないデイルームの情報源は病院からの説明とテレビと新聞

2月に発生しコロナ禍がはじまった春、既に病棟ではコロナへの対策がはじまり、まずは見舞いの規制がはじまりました。まずは病棟に訪れる人のうち見舞い客の訪問禁止、洗いものや必要品を届ける家族のみ規制ありながらも入れています。もちろん病室へは入れず全てデイルームでの短時間の受け渡しとなっていました。

私たち入院患者の情報源は始まった規制の説明を病院から、あとはデイルームやベッドサイドのテレビ、新聞のみとなりましたが充分な理解ができず心配していたのは「マスクや消毒剤の不足」が聞こえてきていたからです。

3月半ばの退院で知る世間の様子

退院時に家族はマスクとアルコール消毒剤を持ってきてまずは説明を受けました。
世の中ではマスクが不足していて大きなドラッグストアでも入荷と共に売り切れてしまうこと、消毒剤はさらに手に入りにくいこと、見つけたらすぐに購入することなどを注意されています。
マスクを着けて迎えの車に乗って病院を出れば世間は入院前と変わって見えた。まだ全員がマスクをしているわけではありませんが、「病み上がり(まだ既存症などへの注意はされていなかったように思います)」は特に気をつけなくてはならないと注意を受けました。おっかなびっくりの世間復帰でした。

外来通院で知った病院の取り組み

退院後も続いた外来での通院でコロナ禍への対策をする病院の取り組みを知ることとなりました。
病院の入口で体温の計測や手指の消毒がはじまったり、各所に「面会禁止」の張り紙があり、原則1名の面会を決められた時間内での許可となりました。それでもまだまだ伝わらない病院でのコロナ対策は訪れる人を驚かせていました。

見舞いが断られる現場

病院では患者に会って面談することを見舞いとし、患者の家族(基本一名が)が必要物を届けることを面会と呼び分けています。
患者の家族も含め知り合いなどが訪問理由を尋ねられて「見舞い」と言えばもちろん病棟へ入ることができません。病院の入口やエレベーター前などでのチェックで「見舞い客」がとめられてもめている場面を多く見ています。世間もまだまだコロナ禍への対策への理解が高まってはいなかったのです。

コロナ禍の中、その後も三度の入院を経験した私、さらに厳しくなった状況は別にお話させていただきます。



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