退院すれば忘れます 病棟の恋心

誰かに甘えたいと思うのは年齢を問いません

生まれて初めての昨年2019年末から2020年の春まで3ヵ月に及ぶ入院と静養、夏の一か月の抗がん剤投与に伴う入院、そして夏の終わりの二週間、そして秋には三度目の入院して病棟で過ごせば知らなかったことに気づくくことがたくさんありました。

お医者さん、看護師のみなさん、ヘルパーさんやさまざまなスタッフへのみなさんの献身的な仕事ぶりに感謝しながら病棟暮らしで起きたことをまとめています。 今朝は昨日のエールを視てのこころです。

NHK連続小説エールより

看護師をしている華は古山雄一と音の娘、新たにリハビリに取り組むにあたり担当するのは気になっている入院患者でロカビリー歌手の霧島アキラとなる。
アキラは華につき合ってくれと告白するが、華は「よくあることなんです。退院すれば忘れます」とたしなめてその気持ちに応えられないという。さて二人の恋の行方は華の新しい生きがいはリハビリかさてアキラか。

病棟の恋心は献身的な介護から

病棟で活躍する看護師さんはローテーション勤務で24時間私たち患者に献身的な介護をしてくれます。
ナイチンゲールの言葉にこういうものがあります。
「患者の顔に現われるあらゆる変化、姿勢や態度のあらゆる変化、声の変化のすべてについて、その意味を理解すべきなのである…患者が何を感じているかを…言わせることなく…読みとること」

体に不安を持ち心細くも感ずる私たちは読み取ってくれる看護師さんに母性にも似た献身を見ることになります。そして恋する気持ちに近いものを持つようになるのです。

よい恋をしているんだね

私の場合はまだ一年目の看護師さんの一人がよく担当としてお世話してもらううちに元気な朝の挨拶や心配してくれる言葉をもらううちに彼女が担当する日が楽しみで仕方なくなった。
ある日元気な笑顔に「よい恋をしていそうだね」と聞けば「ハイ!とてもうれしくてがんばれます」と言った。
はかない恋のような心は敗れ、途端に”娘”のような気持ちになって「おじさんも応援するぞ」などと善い人となった。もちろん将来も何もない心ではあるけれど退院までの気持ちとなった。

二度目の入院での再会は

春までの3ヵ月半の入院でお世話になった多くのみなさんとは退院すればもう会うことはなくなる。外来で通うことはありますがコロナ禍の中、必要なく病棟へ上がることなどできないのです。
それでもこの秋に3日間の短期入院手術で再び同じ病棟にお世話になった。
証てしまえば彼女や多くのみなさんとの再会を期待して入院した。
ローテーションでやってくる看護師さんの中に彼女はいず、点滴が入りにくい私に何人かヘルプを頼まれて何人かと共に彼女がやってきた。
そして顔を見るやいなや「私ムリ!」と言って笑顔で立ち去ってしまった。
退院しても手間がかかる私のことはこうして記憶していてくれたのである。
「彼とのよい恋が続きますように」、瞬間に父となって祈ったのでありました。



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